試作品への意見は受け止め方が難しい。プロトタイプを友人にお試し。


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お披露目会の後も、友人に会う機会がある度に『てぽか』プロトタイプをちょっとだけでも試してもらうように、持って行きました。 友人たちは快く、興味を持って試着したり、感想や意見をくれて有り難かったです。会社組織で動くと、試作品を気軽に公開したり持ち歩けないし、たぶん気軽に意見しにくいのではなかろうか。
 
今回いろんな方からいただいたご意見やアドバイスですが、実はこの受け止め方が難しい。製作の目的と真逆の意見や、Aさんが好評な部分がBさんに不評ということもよくある話。どの意見をどのくらい取り入れるか程度なら、いっぱい意見をもらうことに意味がないと考える人もいるかもしれません。でも、たくさんの意見の中には「気づき」がたくさんあります。
 
たとえ今回採用しないアイデアでも、次の商品に繋がったり、ターゲットを明確にしたり、説明書に必要なことが分かったりします。「今さらそんなことを言う?」みたいなことも、忘れていたキーワードということもあります。
 
そして、最近気を付けているのは苦手な人の言葉。苦手な人って感性の違いがあって親しい人より予想外の意見をくれることが多いんです。最初は素直に聞けないような内容であっても、拒否せずに一応受け入れて、何度も咀嚼するうちに、自分の思い込みに気付いたり、今まで無かった発想の転換が図れたりすることがあるのです。苦手でエェ~って思った意見と、じっくり向き合うのが優れた改良の鍵かもしれません。

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