介護をする人が楽になる商品が創りたい


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先日の羽アリ事件は床下対策に留まらず、今後の介護を見据えたプチリフォームにまで発展しつつあります。この介護の話や父の腰痛の話、商品開発ブログの内容じゃないと思われるかもしれませんが、最終的には繋がっています。それは、私の商品開発に「介護をする人が少しでも楽になるものが創りたい」という方向性があるからです。

『てぽか』を開発した時は、純粋にパソコンのマウス用に自分が欲しかっただけでした。親が介護を必要とする年齢になってきて、介護に関心を持つようになったことは商品開発に全く繋がっていませんでした。でもその後、自分が開発したものが、介護に役に立つことを知りました。

介護をする人が楽になる商品が創りたい

自分に介護ができるかなぁという不安から、介護で一番心配だったのは心の余裕。私の知る限りのほとんどの介護をしている人は、心からしてあげたいと思ってるのに、大変さでイライラしてしまった時、優しくない自分にまたイライラして、つらい思いをしているように見えたのです。

なべっちはイライラと自己嫌悪をする自信が満々です。介護をされる方にも、介護をする人の様子に敏感な方がたくさんいます。介護される方の幸せには、介護する人の心に余裕があることが大切だと感じていました。

そんな時お客様の中に、手が不自由になったお母さんに普通の手袋では、なかなかはめてあげられない。『てぽか』なら簡単にはめられそうだと言われました。また、手すりや杖を持つ時に、滑らずに持てるということも分かりました。そのことで、自分が開発したものが、介護に役に立つことに気が付いたのです。

自分のための商品開発だから必死です

私もそんな遠くないうちに、本格的に介護をする日が来ます。介護をする人が楽になる商品があれば嬉しいし、介護の中で良いアイデアが浮かぶかもしれません。

そして、いつかは自分も介護される日が来るでしょう。その時に介護する人が楽になる商品があれば、より優しい介護をしてもらえるかもしれません。そう思うと、より真剣に商品開発に取り組めるし、モチベーションも上がります。

介護の困り事やアイデアの共有

 
この歳になると、親の介護や介護職をしている友人からも、介護の話をたくさん聞きます。皆たくさんの困り事を体験し、いいアイデアがある時は共有したい気持ちを持っています。きっと介護する人が楽になる商品の開発に、いいアドバイスや困り事の提供をしてくれると思うのです。

いろんな人に支えながらでないと、私は介護生活なんて出来ないと思うし、自分がもし支える立場になれれば、とても嬉しい。それが、私のやりたいと思っている商品開発の活動で実行できたら、、最高だと思います。ある意味切実なので、がんばります!

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