「お困り事を解決する実用品が創りたい!」 最近、私は自分の志を熱く語るようになりました。そして真剣に耳を傾けてくださる方々も、少しずつ増えてきているようです。なぜなら「どんなものが作れるの?」「こんなこと出来る?」と聞かれるようになってきたからです。そして今回は、「むき出しのブレーカーをどうにかしたい」というお話。
汎用性は高くないので、商品化するものではないですが、いつもお世話になっている方のお困り事なので、出張DIYして腕前を披露することにしました。
<お題>
・剥き出しのブレーカーを隠す。
・賃貸の事務所なので簡単に。
・お手頃費用で。
・扉の開閉は要らない。
1.解決方法はヒラメキから
解決したいと思っても、アイデアもない状態で引き受けるわけではありません。検討してみますと言って頭の隅で保留をしていると、何かヒントのようなものに 出会うことがあり、そこから試作が始まります。今回は要らなくなった靴の箱。「このサイズ、どこかで!」それがブレーカーでした。光沢のある白い厚紙は、ブレーカーを設置している白い壁とよく似ています。 早速ブレーカーのサイズと、比較すると惜しい!(>_<)
でもサイズ調整すれば、試作の取っ掛かりになりそうです。厚紙の箱なので、サイズ調整は工作レベル。軽いので、ブレーカーの上部に引っ掛けられたら、簡単に設置出来そうです。私のものづくりスイッチがONになりました。
2.とにかく試作してみる
靴の箱は、底がはめ込みのものが多く、コレもそう。
今回、底は不要そうですが、設置する時の引っ掛けにするかもしれず、処置保留。 縦横サイズだけを調整します。
横幅を広げるために縦幅利用。蓋の折り込み部分が深いのも好条件でした。 折り目をキレイにする為には定規を当てて折るのがコツです。
元の折り目がしっかり着いているので、裏から厚紙を貼り、元の箇所で折れないように補強します。
サイズ調整した角も同様に補強すると、箱がシッカリしました。
これでサイズ調整は完了です。
…試作の考察と検証につづく