母の要介護認定・要支援認定の申請をするために「地域包括支援センター」に行きました。利用できる所は、「地域包括支援センター」と「地域名」でネットで調べれば分かります。人口の多い地域では予約がいることもあるようですが、ほどほどの田舎なので、こぢんまりした市の出張所の一角で、ゆっくり話を聞いてもらえました。
介護保険被保険者証
母の要介護認定のことで相談というと「介護保険被保険者証をお持ちですか?」と聞かれ「???」。初っぱなから何も分かっていないことが露見しました。介護保険被保険者証は、65歳になると配布されますがそのままではただの紙切れ!
介護保険被保険者証は、要介護認定・要支援認定の申請をする時に申請書と一緒に提出し、一次判定二次判定で審査され、結果通知で認定されて初めて介護保険が使える保険証として戻ってくるのだそうです。そのため、申請前に紛失する人も多く、再発行手続きの用紙もありました。(母は紛失してませんでした。)介護保険を払ってても、この仕組みは知らない人多いと思います。
申請書は親族の代理人でOK
介護保険の対象者は、認知症や身体の不自由な方も多いので、当人が支援センターに行かずとも親族が身分証明書を持っていれば書類申請は出来ます。
主治医
主治医を1名記入する欄があります。母の主治医として近場に内科の先生はいますが、生活に支障があるのは腕や足腰なので、それでかかっている病院は遠いのですが、やはりこちらの先生が妥当だろうと判断しました。後日病院に行って、母の要介護認定の件で市から連絡があることを伝えて、お願いしようと思います。
申請をした後は、訪問調査員が自宅に訪問して母の様子を確認するそうです。また、主治医の先生にも市から連絡がいき、心身の状態など報告してもらうようです。その後審査をして要介護・要支援の段階が決まって介護保険証が手元に戻るという段取り。
申請から介護保険証が戻ってくるまで、二ヶ月程かかるという!長過ぎないか?認定結果が出る頃、今年の夏は終わりますな。思わぬ長丁場を覚悟して、介護生活の準備に取り掛かります。
…「要介護・要支援」段階の違いは?につづく