開発に重要な特許権!平成27年3月特許電子図書館は特許情報プラットホームへ


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「平凡な主婦が、特許で年収〇億円!」って聞いたらどんな風に感じますか?パッと閃いたアイデアで人生変わるかもしれない。私もやってみようかな~なんてトキメキ感じませんか?それとも、発明家なんて変人っぽいし、特許なんて面倒な感じがしますか?

確かに特許の出願書類はとっても大変です。でも、面倒な手続きは弁理士さんに頼むという方法もあります。(お金かかるけど…)そして何より、特許はネットで調べられます。

工業所有権情報・研修館

http://www.inpit.go.jp/index.html

上記が提供するサービスで、平成11年より平成27年3月20日までは特許電子図書館で、現在は特許情報プラットホームが利用できます。

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

 
特許情報をネットで調べられるのは大変便利なことです。また、商品開発にあたって類似商品や類似発想で既に特許を取られていないかを調べておくことはとても重要なことです。『てぽか』も特許出願しました。最初から特許を考えていたのではなく、試作を作りながらふと布製品は真似しやすそうだなと。そこで出てきたのが特許もしくは実用新案。「特許で一発当てよう!」ではなく「切実な問題として専売できる権利(特許)が欲しい」だったのです。

 

https://watanabeyoshimi.com/2015/06/12/20150612022339-2/

でも調べてみると、特許として申請できるのは、類似のアイデアが無いものか、既成のものから明確に改良されていると認められるものとのこと。
 
それは、現在の特許だけでなく過去に出願された情報(特許が取れていなくても)もシッカリ調べていないと、特許申請する価値があるかどうかも分からないのです。だから、商品開発や特許取得には、まず既に申請されているものを調べることが重要です。私はまだ、特許情報プラットホームを使っていませんが、以前の特許電子図書館も慣れると使いやすかったので、さらに使いやすくなっていると思います。

実は、自分のアイデアに類似のものを見つけると、ガッカリするばかりではありません。ここが大事!自分に無かったアイデアも見ることが出来るのですから、それらも取り込んでさらにアイデアを膨らませて改良したアイデアにすることも可能なのです。いつでもバージョンアップ!それが出来れば特許を取ることも夢ではないと思います。

特許は、一獲千金の夢と未知の面倒な手続きです。『てぽか』でもずいぶん面倒な書類を作成しました。最初はどんなもので特許が取れるのか、いくらかかってどんな仕組みなのか、詳しいところは全く分かりませんでした。調査や書類は大変で「平凡な主婦が特許で年収〇億円!」の陰には、多大なる努力の積み重ねがあるのだと、シミジミ思います。でも、本やネットで手続きの方法を調べると、親切に解説してあり出来ないことではありません。

特許が取れたとしても、商品が儲かるとは限らない。でも、そのアイデアはひとつの個性。考えた人のアイデンティティーではないでしょうか。自分のアイデアを使った商品が生まれたら…、同じことを考えている人がいたら…と思うとワクワクしませんか?だから、私は特許を取ることよりアイデアが溢れていることに夢中にならずにいられません。特許情報プラットホームで、あなたも自分のアイデアを調べてみてはいかがでしょう。

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