2015年の冬で5年目。ヒット商品より共感される商品を目指す。


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これまで書いた『てぽか』の商品化が決定するまでの記事では触れてませんでしたが、『てぽか』についての賛否はいつも別れました。

https://watanabeyoshimi.com/2015/06/04/20150604020201-2/

私の鬼気迫る勢いで商品化することになったものの、手の冷え性の人にしか『てぽか』の必要性を感じてもらえないのです。このことはとても大きな壁として、その後もずっと立ちはだかります。相談に行った縫製工場でも、取引を検討した運送会社でも、商談をした店舗でも、手が冷たくなるから欲しい方と、全く興味を示さない方と、大抵半々に分かれました。

取引の度に、まずは様子を見ましょう的なギリギリセーフで成立した感じがしました。新しい商品を扱うにあたっては関わる人が皆、厳しい目で売れるかどうかを判断します。『てぽか』の賛否は商品の良し悪しより、購買層がどのくらいいるかということが問題だったのでしょう。

確かに、手の冷たさには個人差があって、一般の手袋で十分な方も多いでしょう。万人の悩みに焦点を当てた商品の方が、すぐに分かってもらえるし、ターゲットが広くなって売りやすいかもしれません。
 
でも私の右手は、マウス操作ができないほど冷たくなって、とても辛いのです。そして、同じようなお困りごとを解決できない方々がいるのです。解決できる商品を創って、喜んでもらえたらどんなに嬉しいでしょう。実際に会えたら、手を取り合って喜びあえるかもしれない。だって、万人の悩みじゃないからこそ、まだ解決できる商品が存在しないのですから。

私の考えが甘いのかもしれませんが、「切実に欲しい人がいる」「解決したい問題がある」ことが制作意欲をかき立て、アイデアが湧いてくるのです。だから、ヒット商品より共感される商品を目指したいと思うのです。

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