試作品の製作 『てぽか』編 試作3号


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『てぽか』の試作2号の後に友人にもらったヒントから、ポケット構造を考え直して試作3号に挑みます。

★試作3号

フリース生地の厚さの検討がしたくて、今回は前回より分厚いフリースを使うことにしました。ポケットは、ドラえもんみたいな貼り付け形ではなく、縫製の構造に取り込んだスマートな外見を考案した。

≪課題≫ 

・フリースの適正な厚み検討
・二重構造でポケット内蔵
・固定位置の確認

今回は、作り始めた途端に、フリースの厚みに大苦戦!ポケットの構造は良い感じなのに、モコモコ過ぎて全く手に添わない残念な仕上がりに(T_T)

生地が厚い分あったかいけど固定部分がゴロゴロする固定の位置は良さそう。ポケットの構造は、脇ポケットの応用。手の丸みの為の切替ラインを利用して、ポケット口以外は見えない作りのポケットに。



最近はコートや制服くらいしかないかもだけど、スタンダードで縫製しやすいポケットです。位置は修正が必要だけど、見た目は合格。

このポケットの影響で、カバーの手首側半分を二重構造にしてみた。保温性が上がって良い反面、内側の生地がもたついて手の甲にフィットしない。二重構造部分は、内側と外側の型紙に工夫が必要。内側はフリースが良いので、外側を薄い生地にした方が良いかも。

≪検証まとめ≫ 
◎ポケット内蔵OK。二重構造で温かさもUP。
○固定部分の位置良し。
×ポケット口の位置変更。
×厚いフリースはダメ。
×二重構造に要工夫。内側と外側の型紙を検討。

フリースの厚みで残念な試作結果だったけど、新しい試みは十分期待できそう。失敗はサクッと終わらせて次に生かそう!!と自分を励ましながら次の試作へ。

 …試作4号につづく

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