自社の通販サイト運営で、一番難しいのは集客です。魅力ある商品ページ作りやクレジットカードなどの支払いがあるカートの設定などは、面倒でも出来なくはない。制作依頼という方法もあります。
それより困難なのは見てもらうこと。訪問されること。検索で上位表示されることです。販売サイトを作った後で、SEO対策すればどうにかなったのは昔のこと。今はお客様に来てもらえる導線を考えた上で、サイトを作ることを強くおすすめします。
通販サイトの制作会社も苦心している
私が働いているシステム会社はサイトの制作も行いますが、ショップサイトは通販機能の為、特に集客できるサイトであることを求められます。しかもネット社会は進歩が著しく、広告や顧客獲得方法、支払いやモール出店など、関わってくることが多い上に、それぞれどんどん進化しています。ショップサイトの制作依頼の度に、今どんなショップサイトを作ったらいいかを答えるには、日々変わりゆく現状を知ることが必要です。
私の場合『てぽか』では、商品開発が大きな仕事になりましたが、元々は販売サイトの運営を行うことが会社の目的だったのです。どこでも扱っている商品を販売して、他社との競合に勝ち抜くことではなく、自社商品を販売するサイトをどのように制作し、どのように運営していくと良いかを探る試みでした。
https://watanabeyoshimi.com/2015/05/31/20150531031131-2/
実際に販売サイトを運営するくらいしないと分からないことが多くて、ネット社会の進化も早くて、サイト制作会社やSEOの会社も苦心しているのです。
ネットショップ『てぽか』の場合
実際にネットショップ開業、運営をしてみると、ものすごーーく大変でした(泣)でも出来ないことではありません。この出来なくない所がくせ者。
通販サイトは支払いなど、明らかに面倒な部分があります。でもそれらはカート付きのシステム(例えばEC-CUBEなど)を利用したりサイト制作を発注することも可能です。問題はそこではありません。
自社サイトの集客は、AmazonやYahoo!ショッピングなどの集客より、遥かに難しい。自社の通販サイトを見てもらうことが、ものすごく難しいのです。導線として考えられるのは、主に以下でしょうか。
・ネット広告
・プレスリリース
・モール出店
・FacebookやブログのようなSNS
これらから効果的に通販サイトに来てもらうためには、来てもらえるようなコンテンツをその通販サイトに準備する必要があるのです。このコンテンツを骨格にしてサイトを作っていると、いないとで大きく差が出ます。だから、最初から集客することを目指した通販サイトを作る必要があるのです。
長くなったので、通販サイトのコンテンツと導線になるネット広告との関係などは、次の機会に書きたいと思いま~す。