帯と革のコラボバッグから、思い付いた反物と革のコラボ。折角ならレーザー彫刻も使ってみようということで持ち手に彫刻デザインを施しました。
持ち手のシルエットもレーザーカッターだから、複雑でもきれいに左右対称になるのが嬉しい!
手でカットする時にはカーブがとっても難しいので、わざとアシンメトリーにしたりしてましたから(笑)
デザインをいくつか考える中で、革と綿生地、合皮と綿生地のコラボバッグも一緒に創ることにしました。
試作1号・2号
実用品にこだわる私は、必ず試作で使い易さやデザインバランスをチェック!不用になった生地と厚紙でイメージを実体化します。とりあえずの寸法で型紙を作って製作した試作1号はこんな風です。残念ながら袋部分が小さく、持ち手とのバランスも悪いし、あまり物が入らない感じになりました。
型紙を修正した試作2号では、袋部分の大きさやフォルムを変え、持ち手の指を通すサイズも調整しました。
随分イメージに近くなったので、更に型紙を修正して、今度は本番材料の裁断に進みます。
反物を使う時は要注意!
以前創った名刺入れもそうですが、革と反物は結構相性が良いらしい。でも今回型紙を、反物の上に置いてハッと気付きました。反物って、思った以上に幅が狭い!
前と後ろを1枚ずつで裁断するつもりが、型紙が入らないではないですか!
そうなると、どこで剥ぐかを考えなければなりません。縦半分?だったらいっそ、生地の縞を縦横に使ってみよう(o´∀`)b
そんな思い付きで、反物バッグのデザインはより個性的な縞の縦横使いになりました。
革の持ち手は2本針の手縫い
パーツを裁断して、縫製に取り掛かります。袋の部分が出来てから、革の持ち手で挟んで縫い合わせます。表革と袋部分と裏革をボンドで留めて、縫いラインを薄く引き、針穴を空けます。
糸に2本の針を通して、裏と表を交互に縫っていきます。
革の端の部分(コバ)もキレイに処理をして完成です。
革と反物のバッグ
表は反物、内側はバッグ用の裏地、持ち手は本革です。スマホが入るポケットが1つ付いています。マグネットホック付きで、底板が入っています。
革と綿生地のバッグ
表は綿生地、内側はバッグ用の裏地、持ち手は本革です。スマホが入るポケットが1つ付いています。マグネットホック付きで、底板が入っています。
合皮と綿生地のバッグ
表は綿生地、内側はバッグ用の裏地、持ち手と底の四隅は合皮です。ポケットは片側にスマホサイズが2つ、反対側に大きいサイズが1つ付いています。
マグネットホック付きで、底板が入っています。
ミンネで販売中
展示も終わったので、このバッグ3点はハンドメイドマーケットminne(ミンネ)の以下のページで販売https://minne.com/@rakupluslabo
minne販売は初チャレンジ!ガンバロー( `▽´)ノ
これからはAmazonで売りにくい商品を出品していきたいと思っています。