自分の欲しい商品ランキング一位を商品化するために2


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さて、今度の課題はかなりの難問です。

●頭の中のイメージをどうやって会社に説明するか?

大体、自主的に企画書を作ったことすらない経理や補佐業務の多い普通のOLですよ?プレゼンなんて考えたこともありません。とりあえず、知らない分野の商品を扱うのは自信がないと訴えてみました。では、何だったらいいのか?と聞かれて、アイデアを言葉で伝えても、さっぱり伝わらない。

作って見せるしかない!手に着けて「暖かい」「マウスが使いやすい」と感じてもらうしかない!試作品を作ってみようと決心しました。まだ商品案の段階です。仕事中には出来ません。でも、本心からおすすめ出来るものを取り扱うために、ここは頑張るしかありません。その頃には、良いものが創れる気がするというか、、創らずにはいられない気持ちになっていました。

商品を決定するミーティングまで時間がありません。その日から、作業は深夜に及びました。試作1号は、ドラえもんの手にドラえもんのポケットを付けたような感じの、不細工なものでした。詳しい試作の様子は長くなりそうなので、また次の機会に。(その時は、実物写真などを交えてご紹介しますね。)

後で改良するにしても、もう少し見栄えが良くないと賛同してもらえそうにない。試作は、2号、3号と進みました。「寒い冬にパソコン作業をするとき、マウスをスムーズに操作できる手袋」を目指して、一週間くらいだったと思います。なんとかミーティングで提案できる試作品が作れました。実際に手に着けてみると、マウスを楽々使えるし、あったかいんだからぁ~♪

そして、あんまり寝てないのに、興奮のせいか覚醒して、全然眠くありませんでした。徹夜明けのような?ハイテンションで強気な、いつもと違う自分だと感じていましたが、ここまで来たら猪突猛進です。鼻息荒く、眼も血走っていたかもしれません。本当にその勢いで、私の欲しいものは商品化することになりました。

やった~!商品化だ!試作品もあるし、後は工場にお任せ…なんてことはなかった。現実は厳しいね。

第一関門の商品化に選ばれはしましたが、誰も予想していなかった布もの製品。工場も知らなければ、製作段取りなんかも詳しい人は誰もいません。試作品を作って提案した私が率先して進むしかない。ここから、道なき道を探して進む、新たなチャレンジが始まったのでした。

 …また新しいシリーズで、つづく

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