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もう一般的になったパイル地のタオルハンカチ。私が学生の頃はまだなかった。バブル期くらいからならまだ30年くらいの歴史?薄いペラペラのハンカチは、2回くらいトイレにいくとびしょびしょになっていたから非常に画期的な革命だ。
タオルはあったのだから、パイル地もあったのだろうけど、ハンカチにパイル地を使おうと思った人がいなかったのだ。凄い革命なのに凄すぎて、あっという間にタオルハンカチが当たり前になり、今ではペラペラのハンカチ時代がまるでなかったかのようだ。
パイル地の威力
大体、パイル地の発明が凄い。吸水性をよくするために表面積を大きくする工夫としてパイル状に糸を出している。
毛足のある生地は昔からあるけど、ウールなどはどちらかというと水分をはじき、主に保温性に優れている。ガーゼハンカチなども人気だが、やさしい肌触りではあってもそんなに水分を留めてはおけずすぐビショビショになる感じは拭えない。吸水性の高い糸をパイル状にして表面積を広げ、飛躍的に吸水性を上げたパイル地は科学的発想に基づいた開発生地である、と思う。
ものすごい進化ですよね。それと、パイル地の製法が気になる。どうやって作ってるんだろうな…