乙女心ならぬ、お年寄り心は複雑 <高齢の親との暮らし>1


久しぶりにブログを書いたら、もっと久しぶりの介護記事になりました。
両親の介護生活までのカウントダウン期間と思って、会社を辞めて自営業を目指してます。でも、まだ開業にも至らず、要支援の認定を受けた母はデイケアを嫌がってリハビリもせず、、徐々に志が薄れそうになっている。。でも、諦めません!いつでも再スタート( `ー´)ノ
 
要介護・要支援認定を初めて受けた頃は、デイケアを調べたりケアマネジャーさんを探したりしたけど、その気にならない母の「頑なさ」ったら!!もういいかぁ~って心が折れた。要介護・要支援認定は一年更新です。サービス利用しないなら認定いらないなぁって思ってたのに「今年はいつするの?」と認定受ける気満々の母。申請書に協力してもらう主治医の先生にも「サービス使わないのに申請するの?」と言われたのに、元気に「お願いします!」ってどんな理解だ…( ̄▽ ̄;)
 
あんまり母の家事範囲を侵食すると、主婦としての自信を奪いそうだし、身体に無理がきている分だけ引き受けるのは結構難しい。姉の車で買い物に出掛けた日は、本人は今までと同じつもりでも帰宅後の疲れがもの凄い。それを見越してその日だけでも家事を全部引き受けたいけど、疲れる前の母にはヤル気が溢れている。「大丈夫、出来る。」が止まらない。家事をして出掛けた母は、翌日調子を崩すという仕組み。分かってるだけに残念な結果である。
 
毎日3回血圧を測り、数値が高いと不安になって頻繁に測り、不安だから血圧が下がらないんだけど、それで怖くなって病院に行くという悪循環。内科、耳鼻科、皮膚科、ペインクリニック…不安になる度どこかの病院で検査をしてもらい、健康に太鼓判を押されて安心したら血圧が下がるという繰り返し。体に問題なかったから騒ぎ過ぎたと思いそうなものだけど、今度は検査結果を褒められたことを自慢げにしている。病院嫌いの人と比べて、健康に気を遣っているという認識らしい。でも手術をすすめられた眼科には行ってないけどね(苦笑)
 
今日もご近所さんに検査結果を自慢してるかと思えば、不調をこと細かに説明している。80代になって兄弟や年下の訃報も増えれば …やっぱり不安なんでしょうねぇ。体も頭も劣っていく、死期が近づいてくると感じたら、複雑で当たり前かもしれない。高齢者の気持ちはまだまだ想像つかないけど、そんな不安を持っていることを忘れないようにしよう。そしたらもう少し優しく、、いや、それは自信ないな( ̄▽ ̄;)

今年もそろそろ要介護・要支援認定の更新申請の時期が来ます。家族からの聞き取りもあるので、最近は両親の気になる行動をメモ書きで残すようにしました。もしも認知症の可能性が高くなったら、早めに気付けるといいなと。でも認知症の検査を受けさせるなんて至難の業だろうなぁ…。父の要介護・要支援認定は、母より思いやられるのでまだまだ保留です。

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